禁酒法時代を生き延びる
1916年1月1日、ついに禁酒法がコロラドで実施され、1920年までには全州に広がりました。18年に及ぶ長い禁酒法時代、アドルフとその3人の息子達は、共に協力し合って、醸造所を維持し利益を生むにはどうすればよいかと道を探り続けました。
幸い、禁酒法の施行前にクアーズ家がゴールデンで始めていた磁器の事業が成功し、台所用から科学的用途の物まで、クアーズの製品は高い評判を得て、全国から注文が舞い込むようになりました。また麦芽乳やニア・ビールのマンナなど各種食品類も好評で、その生産のために醸造設備も忙しく回転していました。
クアーズはアメリカ屈指の醸造所となりました。1910年には1,568か所の醸造所が操業していましたが、禁酒法が廃止された1933年に醸造を再会できたのは750カ所でした。